【活用事例】AFTRサーバーの提供

本記事では、SDCCONW各種サービスの利用者にヒアリングを行い、SDCCOWNの活用事例をまとめています。
―AFTRサーバーについて教えてください。
A:
私はフレッツ愛好家なのですが、NGNは閉域ネットワークであり、適当なマシンからフレッツにつないだだけではインターネット接続できないことに課題感を感じていました。
そこで、AFTRの仕組みを改造して、どこからでも好きなフレッツに接続することでIPv4インターネットに接続可能なソフトウエアを開発しました。
LinuxであればIPIPトンネルの設定をするだけで、またBuffaloなどの市販ルーターの場合はDS-Liteの設定をすることでインターネットに接続できます。

―SDCCONWを活用したきっかけはなんだったのでしょうか
A:
ソフトウエアを開発してしばらく自分や周りの友人で利用していたのですが、好評をいただいた一方で、当時は自宅のハイパーバイザ上で起動していたため、どうしても再起動やネットワーク設定変更で利用者の通信が切断されていました。
安定したサーバー基盤と高品質なネットワーク回線、また同時にフレッツ回線が利用できるサービスを探していたところ、SDCCONWのWikiページを発見し、希望したすべての機能があることから利用しました。
―具体的にどのようなサービスを利用していますか?
A:
埼玉ロケーションと川崎ロケーションにそれぞれ1VMを借りています。これらのVMにIPv4インターネット出口用のグローバルIP1、また、フレッツ回線からの接続を受け入れるためのフレッツIPv6回線を接続しています。
SR-IOVが利用可能なので、私のように高速にパケット処理をさせたい場合のユースケースでもある程度有利だと思います。
―SDCCONWの活用を始めてどのような変化がありましたか?
A:
自宅のハイパーバイザの再起動やネットワーク設定変更の際に気にする必要がなくなりました。また、2拠点にそれぞれAFTRサーバーを設置したので、AFTRサーバー自体のメンテナンスの際もFQDNの解決先を変更することで、容易にメンテナンスができるようになりました。
―今後SDCCONWを活用してやりたいことはありますか?
AFTRサーバーの情報を公開情報にしたところ、ある程度反響があったため、さらなる機能拡張を行いたいと思っています。先日ポート開放機能を実装しましたが、既存VNE同様固定IP機能の実装を予定しています。
SDCCONWからグローバルIPアドレスを多数割り当ても可能と聞いていますので、より高度な実験が気楽に行える点が助かります。
